2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

J-WAVEでFMネット配信が開始

BrandnewJが始まったので聞いてみている。が・・ ぶちぶち切れすぎでどうしようもない。開始に伴う過渡的現象だったらいいのだけど。 うちはマンションで電波がうまく拾えず、これまで地元のFMを聞くことはできなかったので、このサービスには期待している…

ジャワ島被災の悪循環

今朝の読売新聞朝刊に、京大河田先生の重要な指摘があった。Web上で見つからないので転載。 2006年5月29日読売新聞14版2面 「災害が国力を低下させ、危険性の高い町が再びできてしまうため、次の災害でまた大打撃を受けるという悪循環から抜け出せない。」と…

ジャワ島で大地震が起こった

また多くの人が亡くなり、生き延びた人々には長く辛い時間が始まった。そしていつものように、僕の周りは平穏無事だ。神戸の地震のとき、隣の大阪がそうであったように。 僕は神戸近くで被災して生きながらえた。その数日後、大阪の梅田駅でバックパックをか…

マスコミへの不信感

高校の授業科目に「読書」というのがあり、1学期のあいだ図書室の本を使ってなんでもいいからあるテーマについて論ぜよ、という課題がでた。今思えばえらく適当な授業だった。 さておき、そこで何の気なく手にしたのが西部邁著「マスコミ亡国論―日本はなぜ“…

速記力を問う国家試験とは

今日会社で目標設定面談があって、上司から8月の資格試験たのむよ、とまた言われた。 うちの会社は(というか僕は)官公庁から防災関連の調査を受託しているわけだが、当然公募や企画コンペで他社と競争することになる。で、提案内容と同等かそれ以上に重視…

「国家の品格」再

一読して終盤に近づくにつれ鼻白んだが、たしかになにやらいい気分にはなった。しかしどうも腑に落ちない、のどに小骨がささったような違和感がある。 頭の回転が鈍いので、あらためて著者がいいたいことをまとめてみると分かった。かなり乱暴である。 世界…

「国家の品格」藤原正彦

4月 読了。 200万部である。いまだに平積みである。これがいまだに大売れしている理由は、まずもってこのタイトルだろう。 「品格/品位」(dignity):見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ、おごそかさ。 Amazonではこれをタイトルに含む和書数わずか…

朝日新聞の例のCMのBGM

ここ半年ではこれもよかった、CM全体も印象に残る良作だと思う。もっとも、朝日新聞に「言葉の力を信じてる」とか言われると怖いわけですが。 BGMはヘンデルの歌劇「リナルド」から“私を泣かせてください”。

CMのBGMに使われるクラシック

どれも大抵いいですよね。スーパーパワーのテレビ放送という仕組みには、常になんとなくひねくれた視線を投げてしまうんだけど、CMでいい曲の存在を教えてもらえたり報道特番とかで感銘を受けたときなんかは本当に感謝してしまう。同時に、そういうものが…

 「Web進化論」(梅田望夫)絶対的な恐怖

遅まきながら・・5/17読了 第6章(世代交代に関する章)が物語りとして面白かった。こういう世代や時代の推移についての仮説を作るって力量とかセンスがいると思う。それが事実かどうかは突き止めようがない分、構想力とかストーリーテリングの能力がもろに…

はてなで新設

半年ぶりに再開

 「燃えつきた地図」(安部公房)

5月15日読了。「行方不明(あるいは脱出)」についての本。場面転換部分で頻出する断絶的な書き方のせいか、読んでいて立ち位置がとっさにわからなくなる感覚があった。これが作中人物の心情と呼応するかのようで、独特な読書体験ができた。安部公房の本は始…